睡眠ファーストが人生とパフォーマンスを劇的に変える理由

人生の1/3を占める“眠り”が、明日のあなたを変える

なぜあなたは人生の1/3も眠るのか知っていますか?
答えは「私たちは明日をもっと幸せな人生にするために眠るのです。」
その理由は脳の神経のリセットやメンテナンスのために、さらには生まれながらにして夜になると眠るようにプログラムされているから眠ります。

もしも眠らなかったらどうなるのか?
脳は非常にデリケートで、約15時間程度にわたって連続運転すると機能が著しく低下し、全身の司令塔であるべき脳が機能しなくなると正常な精神活動や身体動作ができなくなります。生きていくために毎日脳は大量のエネルギーを消費し常にフル回転していて熱くなります、実はカッとなったときに「頭を冷やせ!」というのは理にかなった言葉なのです。

そこで脳を適切に、安全な時間帯に休息させ、修復と回復させる機能が睡眠なのです。
身体の疲労は眠らなくても安静にしているだけで回復できますが、脳は睡眠をとることでしか修復・回復できないのです。
睡眠の役割は「疲れたから眠る」や「夜に眠る時間が来たから眠る」というような消極的な受け身な生理的な現象なのでしょうか?

眠りの借金、いくら溜めてますか?

昔のように明かりの無い時代は、日の出とともに起床して、昼間に活動し、日が沈んで夜になると休息をとるという生活リズムが生物としてヒトの姿で、現代は24時間社会となり生産性を上げるために常に稼働する工場が増え、その結果として眠らない社会になり交代勤務や時差勤務が余儀なくされ夜に活動して昼間に眠るなど自然の昼と夜の環境とは異なった明暗サイクルで生活する機会が増えています。

近年、生活が豊かになる一方で社会活動は24時間となった弊害で、日本人の生活スタイルは夜型化し、睡眠時間は確実に減少しています。

5年ごとに実施されているNHKの「国民生活時間調査」によると1960年には8時間13分であった睡眠時間は2020年では7時間12分となり、1時間以上減少しています。

国際的にみても、日本人の睡眠時間は経済協力開発機構(OECD)の調査報告2019で、33ヵ国中最も睡眠時間が短くなっており、日本人の睡眠不足による経済的損失は年間約15兆円にも及ぶ試算も出ています。

睡眠時間が短くても日常生活に支障がなければ問題はありませんが実際には、睡眠不足によりもたらされる健康や社会に及ぼす影響は大きく、見過ごせない問題となっています。

睡眠不足は、今や睡眠負債という言葉を使って表現され、借金同様で睡眠も不足がたまって返済が滞ると、首が回らなくなり、しまいには脳も体も思うようにならない眠りの自己破産を引き起こします。

例えば、睡眠はお金として考えたときに負債には利子がつきどんどん増えていくのです。
つまり、睡眠時間が足りないことによって、簡単には解決しない深刻なマイナス要因が積み重なっていくという意味で、気づかないうちにたまる眠りの借金こそが睡眠負債なのです。

その不調、実は「睡眠不足」が原因かもしれません。

自覚しないままに脳と体にダメージを与える危険要因が蓄積されていき、とても恐ろしい状況ですが日本人はあまりに無頓着な人が多いのが現状なのです。

睡眠負債があると、日中の行動に大きなマイナス影響があり、一見普通に起きている人でも、実はすべての機能が正常に働いていない可能性が非常に高いのです。

睡眠不足や睡眠障害によって眠れないことで、心だけでなく体にも影響を及ぼして、短期的には集中力やモチベーションが低下し、仕事や勉強のパフォーマンスが下がってしまいます。

睡眠不足は人間の心も感情のコントロールにも支障をきたし、イライラしたりクヨクヨしたり怒りを抑えることができなくなったり、他者を思いやる行動もできなくなっていきます。

さらに睡眠不足や睡眠障害が長期的に続くと、うつ病などのメンタルの不調や内臓肥満、高血圧、糖尿病、脂質異常症などのメタボリックシンドローム、中高年では認知症やがん等、あらゆる病気のリスクが上昇します。

このような生活環境が身体のリズムを乱し、正常な睡眠がとれない人々の増加を生み出しているのです。
そんな睡眠負債の恐ろしさを理解し、睡眠の重要な役割を今一度見つめ直すと、睡眠はもっと意欲的に優先順位を上げて積極的に眠った方が良いのではないのでしょうか。

大谷翔平も実践。「睡眠ファースト」が人生を変える理由

今や睡眠は、健康的に長生きしたい人は生活の質を上げるために、ビジネスパーソンは仕事の生産性を上げて事業を拡大させるため、アスリートはスポーツパフォーマンスを上げるために自ら進んで眠るのです。

例えばあのメジャーリーガーの大谷翔平選手ですら睡眠にこだわり睡眠ファーストで10時間睡眠を心がけており最低8時間は眠り「疲労を回復し、翌日最高のパフォーマンスを発揮するため」と睡眠を大事にしながらも偉大な実績を更新し続けています。

私たちが人生の1/3も眠ることを本当の意味で理解することはまずは考え方を変えていく必要があります。
日本人は睡眠時間を削って夜遅くまでたくさん残業をする人や、勉強したりする人が褒められたり上司から評価されたりするなど、寝る間を惜しんで働くことを美徳とする風潮があります。しかし睡眠不足だとかえって生産性が下がり身体の様々な部分に悪影響を及ぼし、生産性のない作業を命を削りながら続けていて、睡眠を軽視するのは無意味どころかマイナスなのです。

会社や経済が発展してきたのは、1日24時間という限られた時間の中で私たちが削ってきたものは実は〝睡眠〟という生きていくために必要不可欠な営みの時間だったのです。

自分には7時間の睡眠が必要なのであれば、1日の中でまずは睡眠時間を最初に確保して、残りの17時間の中で逆算して1日のスケジュールを組みやりくりするのが正しいアプローチなのです。

そうは言っても実際のところ現実は日本人の3〜4人に1人が眠れず、眠れないことで心身の不調に悩み、実は隣を見れば言わないだけで眠れないことで悩んでいる人がいっぱいいるのです。

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