足のむくみをとるには?即効マッサージや食べ物での改善法を解説

こんにちは。鹿児島の自律神経専門、ZEN鍼灸接骨院の栫漸(かこいぜん)です。

夕方になると靴がきつくなったり、足が重だるくて辛い思いをしたりしていませんか。足のむくみをとるにはどうすればいいのか、即効性のあるマッサージや運動の方法を知りたいという方はとても多いです。また、日頃の食べ物や飲み物、寝る時の姿勢といった生活習慣がむくみにどう影響しているのかも気になるところですよね。単なる疲れなら良いのですが、中には病気が隠れているケースもあるため注意が必要です。

私自身、長時間の施術で立ちっぱなしの日が続くと足のむくみを感じることがあります。そんな時は自分の体を使ってケアを試す良い機会だと捉えています。この記事では、私が普段患者様にお伝えしている内容も含めて、ご自宅でできるケア方法を詳しく解説していきます。

  • 即効性が期待できるマッサージやツボ押しの具体的な手順
  • むくみ解消に役立つ食べ物や飲み物の選び方
  • 寝る時の姿勢や着圧ソックスなどの物理的なケア方法
  • 病院を受診すべき危険なむくみのサインと原因

足のむくみをとるには即効ケア!マッサージと運動

足のむくみをとるには即効ケア!マッサージと運動

足がパンパンで辛い時、まずは今すぐできることから始めたいですよね。ここでは、足のむくみをとるには欠かせない、即効性が期待できるマッサージや簡単な運動について解説します。どれも特別な道具はいらないので、今日からすぐに実践できるものばかりです。

即効性を高めるリンパマッサージの手順

むくみの正体は、重力によって下半身に溜まってしまった余分な水分や老廃物です。通常、これらは筋肉のポンプ作用などで心臓に戻されますが、その働きが弱まると足に溜まってしまいます。これを物理的に流してあげるのがリンパマッサージです。お風呂上がりなど、体が温まって血行が良くなっているタイミングで行うと、より効果を感じやすいかなと思います。

マッサージの基本手順

  1. 準備:肌への摩擦を防ぐため、ボディクリームやオイルを足全体に塗ります。滑りを良くすることで肌への負担を減らせます。
  2. 足裏ほぐし:まずは足裏全体を親指で押したり、手をグーにして指の関節でゴリゴリとこすったりしてほぐします。足裏が柔らかくなると足全体の血流が良くなります。
  3. さすり上げ:足首からふくらはぎに向かって、下から上へ手のひら全体で包み込むようにさすり上げます。少し力を入れて、血液を上に押し出すイメージです。
  4. 膝裏の刺激:膝の裏には大きなリンパ節(膝窩リンパ節)があるので、そこを指の腹で優しくプッシュして刺激しましょう。ここが詰まっていると流れが悪くなりやすいです。
  5. 太ももへ流す:最後に、膝上から太ももの付け根(鼠径部)に向かって流し込みます。ここまで行うと足全体がスッキリしますよ。

ポイントは、痛いくらい強く押すのではなく、「イタ気持ちいい」と感じる程度の強さで行うことです。強くやりすぎると筋肉や皮膚を傷めてしまうこともあるので注意してくださいね。

簡単にできる運動やストレッチの実践

ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、血液を重力に逆らって心臓に押し戻す強力なポンプの役割を果たしています。このポンプ機能を活性化させることが、足のむくみをとるには非常に重要です。

オフィスや自宅で座ったままでもできるのが、足首の曲げ伸ばしです。足首を大きく回したり、つま先をグッと上げたり下げたりする動作を繰り返すだけで、ふくらはぎの筋肉が収縮・弛緩を繰り返し、血流が促されます。1時間に数回行うだけでも違いますよ。

また、立った状態で行う「かかと上げ(カーフレイズ)」も効果的です。壁や椅子の背もたれに手を添えて、つま先立ちをして、ゆっくりとかかとを下ろす。これを10回〜20回程度繰り返してみてください。意外とふくらはぎに効いているのがわかるはずです。

貧乏ゆすりも効果的? 実は、行儀が悪いと言われがちな「貧乏ゆすり」のような小刻みな動きも、医学的には「ジグリング」と呼ばれ、股関節や足の血流改善に役立つと言われています。デスクの下でこっそり足を小刻みに動かすのも、一つのケア方法かもしれませんね。

寝る時の姿勢と着圧ソックスの活用法

寝る時の姿勢と着圧ソックスの活用法

寝ている時間は、体をフラットにして重力の影響をリセットする絶好のチャンスです。足のむくみをとるには、寝る時の環境も少し工夫してみましょう。

まず、就寝用の着圧ソックスを活用するのが一つの手です。これは物理的に足を圧迫することで、余分な水分が組織に溜まるのを防ぎ、静脈の還流をサポートします。ただし、日中用とは違い、締め付けが優しく設計されているものを選んでください。

注意点 「圧力が強ければ強いほど効く」というのは間違いです。締め付けが強すぎるものを長時間、特に就寝中に着用すると、かえって動脈を圧迫して血行不良を招く恐れがあります。必ず「就寝用」として販売されているものを使い、自分の足のサイズが合ったものを選びましょう。

押すだけで効くツボで血行を促進する

東洋医学の視点から見ると、むくみに効くとされる「ツボ」がいくつかあります。仕事中のちょっとした休憩時間や、お風呂に入っている時にも押せるので、ぜひ覚えておいてください。

ツボの名前場所と探し方期待できる効果
三陰交(さんいんこう)足の内くるぶしの頂点から、指4本分上がったところにある骨(脛骨)の際。冷えや生理痛など、女性特有の悩みにも万能なツボです。血行促進に役立ちます。
湧泉(ゆうせん)足の指をギュッと曲げた時に、足裏にできる「人」の字の中央の深いくぼみ。体全体のエネルギーが湧き出る場所とされ、疲労回復や足の冷えに効果的です。
承山(しょうざん)ふくらはぎの筋肉が盛り上がっている部分の下、アキレス腱へ移行するあたりの真ん中。足の疲れやむくみ、こむら返りの予防によく使われます。

これらのツボを、親指でゆっくりと3〜5秒かけて押し、同じ時間をかけて離すというリズムで刺激してみてください。息を吐きながら押すと、よりリラックスして刺激が入りやすくなります。

また、これらのツボは私たち専門家が「鍼灸治療」を行う際にも頻繁に使用します。もしセルフケアのツボ押しだけで改善しない場合は、鍼灸という選択肢も考えてみてください。

鍼(はり)は、指圧では届かない深層の筋肉を直接刺激してポンプ作用を復活させたり、自律神経に働きかけて血管の収縮・拡張のコントロールを正常に戻したりするのが得意です。また、お灸の温熱刺激も、冷えて滞ったリンパの流れを良くするのに非常に効果的です。「鍼は痛そう」と思われるかもしれませんが、プロが行う施術は心地よく、リラックスして眠ってしまう方も多いんですよ。頑固なむくみにお悩みの方は、ぜひ一度プロの手を頼ってみてください。

物理的に足を高くして休むテクニック

物理的に足を高くして休むテクニック

物理法則を利用して、足先に溜まった水分を心臓の方へ戻す方法です。非常に単純ですが、即効性を感じやすく、疲れも取れやすいのでおすすめです。

横になる際、足の下にクッションや座布団、折りたたんだ毛布などを置き、心臓よりも少し高い位置(10〜15cm程度)に足を上げて休みます。「足元に血が溜まっているな」と感じるだるさが、スーッと引いていく感覚があるかもしれません。

ただし、あまり高く上げすぎると足の付け根(鼠径部)が圧迫されて逆効果になったり、腰に負担がかかったりします。「心臓より少し高いかな」くらいで十分です。

長時間は禁物? 一晩中足を上げっぱなしにして寝ると、寝返りが打ちにくくなり、翌朝腰が痛くなることがあります。リラックスタイムの15分〜20分程度行うだけでも十分効果的ですので、寝る直前に布団から外して寝るのが無難ですね。

足のむくみをとるには食べ物や原因の見直しも必要

足のむくみをとるには食べ物や原因の見直しも必要

即効ケアも大切ですが、繰り返さないためには体の中から変えていくことも大切です。ここからは、足のむくみをとるにはどのような食生活や生活習慣が望ましいのか、根本的な部分についてお話しします。特に「塩分」と「水分」の関係は知っておいて損はありません。

カリウムなどの栄養素を含む食べ物を摂る

むくみの大きな原因の一つに「塩分(ナトリウム)の摂りすぎ」があります。人間の体には体内の塩分濃度を一定に保とうとする働きがあるため、塩分を摂りすぎると、濃度を薄めるために水分を溜め込もうとしてしまうんですね。ラーメンを食べた翌日に顔や足がむくむのはこのためです。

そこで意識して摂りたいのが「カリウム」というミネラルです。カリウムには、腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制し、余分な塩分を尿として排出する働きがあります。

積極的に摂りたい食材リスト

  • 果物:バナナ、キウイ、アボカド、メロン
  • 野菜:きゅうり、ほうれん草、カボチャ、切り干し大根
  • その他:納豆、海藻類(昆布やわかめ)、アーモンドなどのナッツ類

また、血行を促進するビタミンE(カボチャやナッツ類)や、糖質の代謝を助けるビタミンB1(豚肉や玄米)、血管内の水分調整に関わるタンパク質もしっかり摂るように心がけましょう。タンパク質が不足すると、血液中のアルブミンという成分が減り、水分を血管内に留めておく力が弱まってむくみの原因になることもあります。

飲み物の選び方と適切な水分補給の方法

飲み物の選び方と適切な水分補給の方法

「むくむから水を飲まないようにしている」という方がいらっしゃいますが、これは実は逆効果になることが多いです。水分が不足すると、体は生命維持のために危機感を感じて、余計に水分を溜め込もうとするからです。また、脱水状態になると血液がドロドロになり、血行が悪くなって老廃物が詰まりやすくなります。

足のむくみをとるには、「常温の水」や「ノンカフェインのお茶(麦茶やルイボスティーなど)」をこまめに飲むのがおすすめです。一度に大量に飲むのではなく、コップ1杯程度を数回に分けて飲むのがポイントです。

一方で、アルコールは利尿作用で一時的に水分が出ますが、その後の脱水と血管の拡張により、結果的に体が水分を欲してむくみを引き起こしやすいので、飲み過ぎには注意が必要ですね。

むくみの原因となる生活習慣を改善する

なぜ足がむくんでしまうのか、その原因は日々の何気ない習慣に隠れていることが多いです。

一番多いのは「長時間の同じ姿勢」です。立ち仕事もデスクワークもそうですが、ふくらはぎの筋肉が動かない時間が続くとポンプ作用が停止してしまい、重力に負けて水分が下に溜まります。可能であれば1時間に1回は立ち上がってトイレに行ったり、その場で足踏みをしたりする癖をつけましょう。

また、自律神経の専門家としてお伝えしたいのが、「冷え」と「ストレス」の関係です。ストレスや緊張状態が続くと自律神経(交感神経)が優位になり、血管が収縮します。さらに体が冷えると血流が悪くなり、水分の回収がスムーズに行われなくなります。夏場でも冷房で足元が冷えていることがあるので、レッグウォーマーやひざ掛けを活用して、物理的に足を冷やさない工夫をすることが大切です。

片足の腫れなど病気の可能性があるサイン

多くのむくみは生活習慣による一過性のものですが、中には医師の診断が必要な病気が隠れているケースもあります。これを見逃さないことが非常に重要です。

こんな症状はすぐに病院へ

  • 片足だけが急激にむくんでいる
  • むくんだ部分に痛みや熱感、赤黒い変色がある
  • 指で押した跡がなかなか戻らない(強い圧痕性浮腫)
  • 少し動いただけで息切れや動悸がする

特に、片足の急激なむくみや痛みは「深部静脈血栓症(いわゆるエコノミークラス症候群)」の可能性があります。これは足の静脈に血栓ができ、それが肺に飛ぶと命に関わることもある状態です。厚生労働省でも予防のための足の運動や水分補給が推奨されています。

(出典:厚生労働省『エコノミークラス症候群の予防のために』

このような症状がある場合は、自己判断でマッサージなどをせず、早めに循環器内科や血管外科などを受診してください。皆様の健康を守るためにも、この点は強くお伝えしておきたいです。

足のむくみをとるには毎日の予防とケアを

足のむくみをとるには、その場しのぎのケアだけでなく、食事や運動、睡眠といった生活習慣全体を見直すことが大切です。

毎日の少しずつの積み重ねが、むくみにくいスッキリとした足を作ります。「今日は頑張ったな」と自分の足を労るつもりで、お風呂上がりのマッサージやストレッチを取り入れてみてくださいね。もし、生活習慣を変えても改善しない場合や、自律神経の乱れからくる不調も併せて感じている場合は、私たちのような専門家に相談することをお勧めします。体は必ず応えてくれますので、焦らずケアを続けていきましょう。

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執筆・監修

栫 漸(かこい ぜん)

栫 漸(かこい ぜん)

「眠れない夜を、もう終わりにしませんか。」

かつて私自身、過労とストレスで眠れない日々を過ごしました。
疲れているのに眠れない、朝はだるく気力も出ない…。そのつらさを経験したからこそ、同じように不眠症でお悩みの方の改善をお手伝いしたいと思い、この道を志しました。

鹿児島にある当院では、自律神経の調整×WHO(世界保健機関)でも認められている不眠のツボ×睡眠習慣の指導による不眠症根本改善を目的とした鍼灸施術を提供しています。

不眠症の背景にある自律神経の乱れやホルモンバランス、日常のストレスを丁寧に整え、自然に眠れる力を呼び起こし心と体を本来のリズムへ導きます。

■資格・実績
・国家資格4種(鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師)
・睡眠の専門資格(日本睡眠機構 睡眠検定1級・スリーププランナー)
・10年以上の臨床実績/Googleクチコミ評価5.0(満点)


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