こんにちは。鹿児島の自律神経専門、ZEN鍼灸接骨院の栫漸(かこいぜん)です。
夜布団に入っても目が冴えてしまう、朝早く目が覚めてしまう。そんな日が続くと、これはストレスによる不眠の症状なのかなと不安になりますよね。病院で不眠症のチェックや診断を受けるべきか迷っている方も多いはずです。実は、長引く不眠はうつの入り口になることもあり、早めの対処が大切です。また、その原因は自律神経の乱れにあることが多いのです。ここでは、ご自身でできるストレスや不眠のチェック方法、そして薬に頼らない解消法について、専門家の視点から分かりやすくお伝えします。
「最近眠れていない気がするけれど、これが病気なのかどうかわからない」という方はとても多いです。自分では「ただの寝不足」と思っていても、実は身体が悲鳴を上げているケースも少なくありません。まずは、ご自身の睡眠の状態や日中の体調を振り返ってみましょう。ここでは、いくつかの視点から「ストレス不眠症チェック」を行っていきます。
ひと口に「不眠」と言っても、実はその現れ方は人によって様々です。私が普段患者さんと接していても、「全然眠れない」という方もいれば、「寝ているつもりだけど疲れが取れない」という方もいらっしゃいます。これらは全て睡眠の質が低下しているサインです。
ストレスが原因の場合、脳が常に緊張状態にあるため、以下のような睡眠トラブルが起きやすくなります。どのタイプに当てはまるか、確認してみてください。
| 不眠のタイプ | 具体的な症状と特徴 |
|---|---|
| 入眠障害 | 布団に入っても30分〜1時間以上眠れない日が続く状態です。「明日の仕事どうしよう」など、色々考え事をしてしまう不安型の方に多く見られます。 |
| 中途覚醒 | 夜中に何度も目が覚め、その後なかなか眠れない状態です。日本の成人で最も多いタイプと言われており、お酒を飲んで寝る方にもよく見られます。 |
| 早朝覚醒 | 起きる予定の時間より2時間以上早く目が覚めてしまい、二度寝ができない状態です。高齢の方や、うつ病の初期症状として現れることが多いです。 |
| 熟眠障害 | 睡眠時間は確保しているはずなのに、朝起きた時に「ぐっすり眠った」という満足感がない状態です。眠りが浅く、夢をよく見るという方もここに含まれます。 |
これらの症状が週に3回以上あり、それが1ヶ月以上続いている場合は、慢性的な不眠症の可能性がありますので注意が必要です。

専門的な診断には「アテネ不眠尺度」などの国際的な基準が使われますが、ここではより分かりやすい簡易的なセルフチェックをしてみましょう。重要なのは、睡眠時間そのものの長さではなく、「日中の生活にどれくらい支障が出ているか」という点です。
以下の項目について、最近の自分を振り返ってみてください。
【日中の不調チェックリスト】
もしこれらに複数当てはまる場合、睡眠の問題が生活の質(QOL)を著しく下げてしまっている状態です。「たかが睡眠不足」と軽く見ずに、身体からのSOSだと捉えてあげてくださいね。専門的な定義においても、「夜間の不眠」と「日中の不調」の両方が認められたときに不眠症と診断されます。(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット『不眠症』)
私が専門とする自律神経の観点から見ると、不眠は「交感神経」と「副交感神経」のスイッチがうまく切り替わっていない状態と言えます。
通常、私たちの身体は夜になるとリラックスモードの副交感神経が優位になり、自然と眠気が訪れます。しかし、仕事や人間関係などで過度なストレスがかかり続けると、戦うための神経である交感神経が24時間働き続けてしまいます。これを「自律神経の乱れ」と呼びます。
【自律神経の乱れサイン】
以下のような症状はありませんか?これらは全て、身体が常に緊張し、戦闘モードになっている証拠です。
特に、安静にしていても動悸や息苦しさを感じたり、喉に何かが詰まったような違和感(ヒステリー球と言います)を感じたりする場合は、自律神経がかなり疲弊しているサインかもしれません。
とはいえ、自律神経やストレスの状態は目に見えないため、自分ひとりで正確に判断するのは難しいものです。「本当にストレスのせいなのかな?」「どのくらい悪いんだろう?」と不安に思うこともありますよね。
そうした不安を解消するために、最近では科学的なアプローチも進んでいます。例えば、私の院(ZEN鍼灸接骨院)では「スマートパルス」という専用の機器を使って、自律神経のバランスやストレス指数を可視化する取り組みを行っています。
感覚や経験則だけに頼るのではなく、客観的なデータという「科学的根拠」に基づいて身体の状態を把握することで、より的確で納得感のある施術計画を立てることができます。実際に、ご自身の数値を目にされた患者様からは、「原因がはっきりして安心した」「改善していく過程が数字で見えるから励みになる」といった喜びの声をたくさんいただいています。
まずはセルフチェックが第一歩ですが、もし「自分の状態を正しく知りたい」「数値を基にしたケアを受けたい」と思われたなら、こうした専門的な測定を取り入れている場所で相談してみるのも、解決への近道ですよ。

ここで少し注意していただきたいのが、不眠と「うつ病」の関係です。実は、不眠はうつ病の患者さんの約9割に見られる代表的な初期症状なんです。
「最近疲れているだけ」と放置してはいけないケースとして、以下のメンタルサインには特に注意してください。
【要注意なメンタルサイン】
もし、眠れないだけでなく「死にたい気持ち」や強い絶望感がある場合は、セルフケアだけで解決しようとせず、早急に心療内科や精神科などの専門機関を受診してくださいね。
「疲れているはずなのに、なぜ眠れないんだろう?」と不思議に思いますよね。そのメカニズムを少しだけ解説します。
大きな原因の一つは、先ほどもお話しした「自律神経のバランス崩壊」です。ストレスを受けると脳が興奮し、交感神経が優位になります。すると、本来睡眠中に下がるはずの深部体温(内臓の温度)が下がりにくくなったり、心拍数が高いままになったりして、身体が「お休みモード」に入れないのです。
また、ストレスホルモンと呼ばれる「コルチゾール」の影響もあります。通常、コルチゾールは朝に分泌が増えて私たちを目覚めさせますが、ストレスが続くと夜間も高い濃度を維持してしまいます。これが睡眠を阻害し、眠りを浅くしてしまうんですね。つまり、身体の中で「常に目覚まし時計が鳴っている」ような状態なのです。

眠れないこと以外にも、身体は様々なサインを出しています。例えば、私が診ている患者さんでも、「眠れない」という悩みと一緒に、以下のような不調を抱えている方が非常に多いです。
これらの症状がセットで出ている場合、身体は「もう限界だよ、休んで」と訴えているのかもしれません。不眠を単体で見ずに、身体全体のバランスが崩れているサインとして捉えることが、根本解決への第一歩になります。
ご自身の状態をチェックしてみて、いかがでしたか?「あ、これ私のことだ」と思い当たる節があったかもしれませんね。ここからは、今日からできる対策や解消法についてお話ししていきます。

まず大切なのは、高ぶった交感神経を鎮めて、副交感神経を優位にすることです。「リラックスしなきゃ」と思うと逆に緊張するので、身体からアプローチする方法がおすすめです。
身体にぎゅーっと力を入れてから、一気に脱力する方法です。筋肉の緊張と弛緩の差を感じることで、リラックス状態に入りやすくなります。
呼吸は自律神経を整える唯一の手段です。特に「吐く」ことを意識しましょう。
これをたった10回繰り返します。
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睡眠環境を整えることも、立派な治療の一つです。「寝室に行けば眠くなる」と脳に覚えさせるような環境づくりを心がけましょう。
【今日からできる環境づくり】
セルフケアを頑張っても改善しない場合は、専門家の力を借りることも大切です。「眠れないくらいで病院なんて」と思わずに、辛い時は頼ってください。
受診の目安としては、以下の状態が挙げられます。
受診先としては、心療内科、精神科、または睡眠外来が適しています。最近では「不眠外来」を掲げているクリニックも増えていますし、漢方を処方してくれる内科もあります。通いやすい場所を探してみてください。
ここまで、セルフケアや受診の目安についてお話ししてきました。ただ、これを読んでいる方の中には、こんな本音を抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
【こんなお悩みはありませんか?】
「病気ではないけれど、健康でもない」。東洋医学ではこの状態を「未病(みびょう)」と呼びます。実は、この段階でケアをすることが、不眠をこじらせないために最も大切なのです。
なぜ、不眠の悩みに「鍼灸」が選ばれるのでしょうか。
西洋医学(病院)では、眠れない原因を脳やホルモンの問題として捉え、薬でコントロールすることが一般的です。一方、東洋医学(鍼灸)では、「不眠は身体のバランスが崩れた結果」と考えます。
鍼やお灸でツボを刺激することで、ガチガチに固まった筋肉を緩め、血流を改善します。すると、高ぶっていた交感神経が鎮まり、自然と副交感神経(リラックスモード)へのスイッチが入るようになります。「強制的に眠らせる」のではなく、「自分の力で眠れる身体を取り戻す」。これが、鍼灸治療の最大のメリットです。
手前味噌にはなりますが、当院には睡眠に悩む多くの患者様が来院され、卒業されています。私たちが選ばれる理由を少しだけご紹介させてください。
「ストレスですね」の一言で片付けられた経験はありませんか?当院では「スマートパルス」という最新機器を使用し、自律神経のバランスやストレスレベル、血管の健康度を数値化してグラフにします。「なぜ眠れないのか」がデータとして見えるため、納得して治療を受けていただけます。
鍼というと「痛そう」というイメージがあるかもしれませんが、当院の施術は非常にソフトです。髪の毛よりも細い鍼を使用し、心地よい刺激で自律神経を整えます。施術中にぐっすり眠ってしまう方も多いんですよ。
ただ眠れるようになればゴールではありません。食事、姿勢、呼吸法など、生活習慣のアドバイスも徹底して行い、ストレスに負けない、再発しない身体づくりを二人三脚で目指します。
もしあなたが、「薬に頼らずに治したい」「朝スッキリ目覚めたい」と本気で願っているなら、一度当院の扉を叩いてみてください。
「鍼灸は初めてで怖い」という方のための、初回限定のカウンセリング・施術体験もご用意しております。無理な勧誘は一切いたしません。まずは、あなたの今の身体の状態を知るだけでも、大きな一歩になるはずです。
あなたの「眠りたい」という切実な想いに、私は全力で応えます。一緒に、朝が来るのが楽しみになる生活を取り戻しましょう。
LINEやお電話で「ブログを見ました」とお気軽にご連絡ください。
あなたの心と身体が少しでも軽くなるよう、サポートさせていただきます。
最後に、よくある誤解についてお伝えしておきます。良かれと思ってやっていることが、逆効果になっている場合があるんです。
【寝酒は絶対にNGです!】
「お酒を飲むとよく眠れる」というのは大きな間違いです。確かに入眠は早くなるかもしれませんが、アルコールが分解される過程で交感神経が刺激され、睡眠の質が著しく低下します。また、利尿作用で夜中に目が覚める原因(中途覚醒)にもなります。寝酒は不眠を悪化させるので控えましょう。
また、市販の睡眠改善薬(抗ヒスタミン薬など)は、あくまで一時的な不眠(時差ボケや一時的なストレスなど)に対応するものです。慢性的な不眠症の根本治療薬ではありません。長期間の使用は避けましょう。
そして、「眠れないときは無理に寝ようとしない」ことも大切です。布団の中で「早く寝なきゃ」と焦ることで、それが新たなストレス(予期不安)になってしまうからです。20分経っても眠れないときは、一度布団から出て、本を読んだりリラックスできる音楽を聴いたりして、眠気が来てから布団に戻るようにしましょう。
今回は、ストレスによる不眠症のチェックと対策についてお話ししました。不眠は、頑張りすぎているあなたへの身体からのメッセージかもしれません。
まずは、ご自身の状態を客観的にチェックして、できる範囲のセルフケアから始めてみてください。「今日は5分だけ早くスマホを置こう」「お風呂にゆっくり入ろう」そんな小さな一歩でも十分です。それでも辛い時は、私たちのような専門家や医療機関を頼ってくださいね。あなたがぐっすりと眠れる日が戻ってくることを、心から願っています。
「眠れない夜を、もう終わりにしませんか。」
かつて私自身、過労とストレスで眠れない日々を過ごしました。
疲れているのに眠れない、朝はだるく気力も出ない…。そのつらさを経験したからこそ、同じように不眠症でお悩みの方の改善をお手伝いしたいと思い、この道を志しました。
鹿児島にある当院では、自律神経の調整×WHO(世界保健機関)でも認められている不眠のツボ×睡眠習慣の指導による不眠症根本改善を目的とした鍼灸施術を提供しています。
不眠症の背景にある自律神経の乱れやホルモンバランス、日常のストレスを丁寧に整え、自然に眠れる力を呼び起こし心と体を本来のリズムへ導きます。
■資格・実績
・国家資格4種(鍼師・灸師・あん摩マッサージ指圧師・柔道整復師)
・睡眠の専門資格(日本睡眠機構 睡眠検定1級・スリーププランナー)
・10年以上の臨床実績/Googleクチコミ評価5.0(満点)
眠れない夜を重ねている方へ。
鹿児島で不眠症改善をめざす鍼灸院として、安心してお任せいただける環境をご用意しています。
「また自然に眠れる毎日」を、一緒に取り戻しましょう。